毛髪が生えるメカニズム
毛髪は、皮膚の一部が変化したもので胎児のときに皮膚が陥没して毛嚢ができ、その下端の毛母で細胞分裂が行われて毛髪が成長してきます。毛髪の成長に必要な栄養素はアミノ酸で、毛細血管によって毛母に運ばれ分裂・増殖されます。毛髪の活動には毛髪を成長させる時期(活動期)、成長した毛髪を脱毛させる時期(退化期)、毛髪はある程度成長すると一時期その活動を休止します(休止期)。毛乳頭の活動が休止している時期(前活動期)、の4つの段階があり、これをヘアサイクル(毛周期)と呼んでいます。毛髪の成長期は男性で3〜5年、女性で4〜6年です。その後退化期が1〜5ヶ月続き、やがて自然に脱毛していきます。休止期は4〜5ヶ月。この休止期の終わりごろになると、新しい毛髪の
発生期が始まります。人間の場合、毛髪1本1本が独立したヘアサイクルを持っているので他の毛髪に関係なく独自に生え変わっていきます。そのため、人間の毛髪は正常な場合、発生本数も脱毛本数も、年中一定ということになります。さらに、このアミノ酸を数多くつなげるのが酵素の役目です。つまり健康な髪の成長に必要なものは、バランスのとれた食事に、酵素の働きを助けるためのビタミンとミネラル、大豆などのたんぱく質を幾分多めに摂ることがよいでしょう。もちろん自律神経と密接な関係のあるホルモンの働きに左右されるため、
十分な睡眠や、ストレスとうまく付き合っていくことは言うまでもありません。

年齢による毛髪の変化
乳児や幼児の毛髪は感触だけでも細いとわかりますが、実測結果もかなり細くなっています。それが年齢とともに太くなってきて10代に入るとほぼ成人と変わらなくなります。しかし老年になるとまた少し細くなります。毛表皮に関しても成人に比べると乳幼児は半分くらいの厚みしかありません。

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